むかしちょっとビビった話。現代歌壇の最後を飾るその男とは
ぬっふっふっふっふ
わたしと言うアホのおっさんは、見る者、見る者すべての現代歌人様を毛嫌いし、現代歌壇に実力者なしと見下している怖いもの知らずのトンデモマンだなと鼻で笑っている方もいることでしょう。
ところがいるんだなあ、これが。
現代歌壇の作歌レベルがこのままの水準で推移していけば恐らく最後の現代歌人様になるのではないかなあと感じた人がさ。
これがとても面白いと言うのか、皮肉な巡り合わせと言うのか。わたしとは水と油いや、もーっと距離を置いた関係の人で、永遠にわかり合うこともないだろうな。てか、そもそもお互いお近づきになりたいとは思わないであろう方なわけ。
その方の名は吉川宏志さんです。
詳細はぜんぜんわかんないけど現代歌壇に残された唯一無二の実力者であり、希望だと思う。(他は道化師だろ。)
わたしなんぞにその名をだされて周囲の方はさぞやご立腹になられるかもしれないが、からかい半分ではなくて本気で現代歌壇は吉川宏志さんで終わりだろぐらいに思っている。
※名前をだしてごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。記事全文を見てくれる奇特な方がおられたなら、わたしの本心は理解される事と願っております。
なぜ、そう感じたかですよね。
そりゃ第一歌集「青蝉」に掲載されて多くの方からも絶賛された代表歌数首を拝見したからです。ちなみにその先はまったく知らない。
代表歌がゾウのうんことかとは格が違うわな。(こんなん可哀想すぎるわ)
近年ではその数も減らしているらしいけど、歌集って一冊に数百首とか普通にあるわけだけど、つまんねえのになると一首も良いなあと思うものがないからさ。で、それが糞歌集が糞歌集である所以でもあるわけだから、どうしょうもない。
だから一冊に一首でも良いと思わせられる作品があったら儲けもんよ。わたしなんて本気でそう思いながらブックオフの百円歌集を開いていたからね。
そんなわたしをして(あっ、こいつヤバイ)と感じさせる短歌を詠まれていたのが吉川宏志さんなのだった。
彼の作品自体も業績もそれ以降は知らない。
でも、わたしって勘はいい方なんだよね。それから二十年以上が経過したわけだが、順調に衰退(てか劣化)していっているもんな現代歌壇。
今後の歌壇における彼の動向は気にならないわけではない。
爆弾の破壊力を無に帰す蝉の小便
信じる信じないは読者さん次第だけど、この記事を書くにあたって吉川宏志さんWiki等を拝見してきたかというと見ていない。だから彼についての知識なんて検索過程でちまちま目にする活動家としての情報とはるかむかしに感じた「こいつヤバイ」という感覚だけしかない。
知っていた(忘れた)のは青蝉収録の代表歌とされるいくつかだけ。
それだけなのだけど、過去二十数年の間に歌人、歌人と持ち上げられていたサーカス団の中で唯一その短歌を見て「ヤバイ」と感じたのが彼だったんだよなあ。
なんとなく(歌壇内では)楽してきたんだろうなあと想像する。
それにしてもなぜそっちなんだと自問自答もしたくなる。これも昔話になりますが、手にした短歌総合誌に今や現代歌壇のエースとして印象づけられている爆弾の記事が掲載されていました。
内容はわすれましたが、こんな一節を覚えています。「当時バンダナ(WANDSかな)が流行していて、その日の爆弾氏は赤いバンダナをしていました。そこへ親戚のおじさんがやってきて爆弾氏の両親にアカなのかを問いただしていたとか。かるくアカをディスっているように読みました。
文面からそちら側ではないことがうかがえました。
そういう記事が今も記憶に残る爆弾氏だからもっと好意を抱いていてもいいはずなんだけど、現実は爆弾氏が歌壇内でアルカイダでも決行しないかぎりはどうでもいい存在なんだよなあ。
不発弾がころころしているだけのように思われて、ぜんぜんその存在に重要性を感じない。
それとは逆に吉川宏志さんは沖縄まで出張ってデモっていたとか、わたしてきにはありえねえ人なんだけど、歌人としては爆弾氏より彼なんだろうなと清き一票を入れてしまう自分がいる。
不思議なものだな。
史上最年少宮中歌会始選者となる可能性
※史上最年少選者をチラッと検索してみたがわからん。還暦前ならおそらくと思う。
それと個人的にどうしても納得できないので書いちゃうけど、現選者のメンツを見渡してみても短歌実作者としては一番ショボい人だと思われる人の任期期間が最長とかどうなってんの?(奥さんと現上皇后陛下との関係もあるのかな?それにしたって、おいっ宮内庁‼)
誰かあの人の歌人としての魅力を教えてほしい。怖いから腐したと指摘されるような発言を残したくないけど、奥さんといい、cさんといい自力がないまま他力ですげえライフポイントを稼いでいる人だよな。(これは純粋に誉め言葉。人生って否が応でも自力が基本じゃん。でもこの人は違うよなあ。)
才能はまるで感じない人だけど時代に選ばれたという意味では強運の持ち主だと思うよ。
さて、愚痴はここまでにして師匠のその強運をも引き継ぐ男である吉川宏志さんの近未来についてもう少し想像を膨らませてみよう。
この先、左側に生きる方たちが壊滅的な打撃を受ける事件なりが勃発したとしても、公職追放レベルの衝撃でもないかぎり現代歌人様がやり玉にあげられて滅ぶまでにはけっこうなタイムラグがあるのは間違いない。
てなわけで、数年来のうちにはどなたかがおっ死んで(最年少をうたえるうち)宮中歌会始の選者として吉川宏志さんが推挙されていくのではないかと睨んでいる。
話題性という意味でも「史上最年少」はてっぱんやからねえ。
もう、その根回しと言うか、段取りと言うか、筋道はできあがっているよね。
所属結社の二代目主宰になるのかな某先生がいらして、去年だったか同所属結社幹部の観覧車おばさんが召人として御呼ばれしていたようだし、ここぞと別姓夫婦選者も看板にしているようだし、最強タッグとか騒がれながらまとめてきそうでしょ。(なかなか見られへん縛りプレイやで♡)
彼を引き上げないと先輩方が不味い事になっている可能性も無きにしも非ずではないかな。
吉川宏志さんの実力を疑うわけではないが、それ以上に我が身可愛さで彼を引き上げてくる勢力が奮闘するはずだ。
だって、そのあとがないもん。逃げ切りたいよな、やっぱり。
で、彼のどこに運があるかと申しますと、二代目主宰さんは大歌人ぶっているけど例の訴訟通告騒ぎを見るかぎり、そもそも一般読者からも短歌実作者としての才能があるのかを疑われるほど不思議な存在であるようだし、あのcさんとはとても仲がよろしいようで、現在の立ち位置がその思想と社会背景とリンクしていてある意味すごくわかりやすい人でもある。観覧車おばさんについては世に知られる一首を残したのは立派だけど、そんだけーって印象しかないし、歌人としてのレベルは三者の中ではダントツなのが吉川宏志さんでしょう。地位は高いけど短歌実作者としての実力では先の二人がショボすぎて逆にありがたい状況にあるもんなあ。
「お二人さんグッジョブ」って声がわたしの脳内でこだましちゃっているよー。
ふつうはどのような業界でも後進に道を譲ると最強→強→並みとなっていくものでしょ。(で、古参を頼りに周囲がボンクラを支える。と。)だけど現実はその逆。宮中歌会始レベルでこの順番を作り出すのは至難の業でっせ!ってか無理。
こんなん悪意なしでは無理やで!
※これって視点を変えると、これまで権威となり得る存在にしか認められなかった不文律の理が破棄された事を意味するわけで、最高権威が自ら権威を殺し、感情のない悪意が栄えていく世界を容認したようなものだ。
並の活躍。こうして吉川宏志さん(最強)を据えることで強(とにかくお愛想。)→並(とにかく知ったかぶり。)ヤバいよヤバいよ→最強(存在感をフルブーストさせてガラガラポン。)と文化弱体まで無限ループの可能性がうまれるんだよな恐ろしい。
上に立つべきは代わりがきかない(ルーティンが組めない。)人材にしないと、いかな雅な世界でさえ邪悪なものに乗っ取られると言う見本になっていくのかもなあ。
ー そんな奇跡的な状況の中で重要な実績となる大きな組織を率いて頂点にいるわけだが、予想通りの展開になったあかつきにはその実績も不要となるのだし、組織人を止めて一人の歌人として独自の短歌を極めていただきたいなどと個人的には願うのでありました。
組織人として死ぬか、個人として生きるか
吉川宏志さんが左に似つかわしくない義理堅い人だったりしたら、無理くり自己犠牲をはらっても先人からの流れを止めないようにするかもしれないけど、その思いに応えて彼を守れるだけの実力者が後に控えていないのだから彼自身の為にも潔く悪あがきは止めて、それこそ左らしい選択をして生きてほしいものだ。(見捨てちゃえ!エイって感じ。)
わたしは彼の短歌が好きなのだ。(青蝉水準で頼む!)
ところが彼には社会活動家としての側面もあるようで、組織との関係性というものが常に付きまとっているようだ。
そしてそういう活動から短歌もつくられているようだけど、誰得って言ったら周囲の活動家なんだろうなと思う。
彼はもっと内向きに創造してくれた方が深みのある作品を生み出せるんじゃないのかな。短歌と呼ぶのも憚られる報道詠みたいなのや、あるあるになりそうな身辺詠とかには不向きだと思うけどねえ。知らんけど。
もともと孤独な人が、カルトや政治団体にとりこまれて人が変わったように熱弁をふるう人がいるけど、君じゃあないんだよなあ。
歌人(短歌)なんかもそれと同じなんだろうな、きっと。
予防線それは現代歌人様にとってのデッドライン
※ついさっきお風呂から上がったときに、ふと気がついたんだが、ああ、あれ、あれね。そういうことかと合点が言った現代歌壇総意の不思議行動があった。
まだ、それを見てからそんなに日数は経過していないが、それは去年のことでした。
現代歌人協会さんと日本歌人クラブさんとこのお偉いさんが共同で日本学術会議の任命拒否について抗議声明を出されていたのを目にして(ポチっていなかったので全文は知らん。)すかさず関係ないじゃんと思いつつ、そういえば一方は京大の理系出身だったし、お仲間にはたしかお子様が研究職につかれている理系の元学長もいたなと思い出し、それならこれはこれでありかなと頭をよぎったが、それよりも自分たちの後継指名問題だよな!(デモ参加者を推挙とか、下手したら公安の監視対象にされている人を皇居に招き入れる暴挙⦅テロ⦆行為として一部を除いた全国民を敵に回しかねないしな。騒ぎの中で潜り込ませるのかな?不謹慎だけどお手並み拝見してみたい。)
重要・上記記載の内容の中に吉川宏志氏が公安の監視対象であるかのような誤解を招く一文がありますが、これはあくまでも万が一を想定した架空の戯言です。くれぐれもカッカしないで下さいよ。
まあね、自分たちが推薦するかわいいやつを受け止めてほしいもんな。だって自力が無い人からすれば死活問題じゃん。共闘、共闘、共闘、共闘‼
※それにしても、なんでもかんでも持ち上げてりゃいいってもんでもないな。おつむが弱ってきた爺さんなんかはデモ活動を勇気ある活動とか褒めそやすのだろうけど、いざって時にその英雄行為が足を引っ張ることになる。そんな爺さん婆さんの後継とかな、脅威になるのも大変だー。
最後にさ、こういう組織をあげての声明ってさあ全会員の同意があって出されているのかな?それともトップの独断?
「現代歌人協会さんと日本歌人クラブさん」かあ。文芸を志す人たちを盾にしてよくやるわ。
まちがっていたらゴメンよ。くわばらくわばら。