先生、こんなご時世ですが正直言って「俺やくざ」と「ボク歌人」の違いがわかりません。
「怠け者で傷つきたくないおっちゃんは名もなき下級の修羅がええねん。」
とっ、所信表明の途中ではございますが。
♪武勇伝、武勇伝♬ 短歌をやる人にヤンキーとの殴り合い経験がある人はいないかもしれないけど、わかる人なら「それっ」と応えてくれるかもな体験談です。あいさつがわりの「親父やくざ」が口癖で普段はパンピー相手にいきっていたけど一発入れたら実はヘタレでしたとか人生をバラ色に彩ってくれる最強キャラやん。♪武勇~でんでんででっでん(^^♪
どうしてここまで現代歌人様が嫌いなのか自分でもいまいちわからなかったんだけど、今この瞬間に気づいた。思い返せばそこへ繋がる黒歴史がありました。バックがなんだといつも取り巻きを従えて、仲間内から流れる噂の実力はいつまで経っても噂の域を超えることもなく、世間では白眼視される言動がより目立っていたあいつ。それがなぜだか人気者を気取っていてくっそ上から目線でカツアゲ上等ときたもんだ。それは嫌だと覚悟を決めたらやっぱり中身もショボかった。そしたら周囲の評価が爆上がり。過去にそんな成功体験を得ていたので、わたしの眼には昭和のチンピラと仲間内だけではしゃいでは「歌人」を売る現代歌人様が重なって見えているのだメイビー。
事実「知力腕力」の違いはあれど力に依存した「反権力的インテリゲンチャ」ってチンピラ思考だと思うところは多々あるしな。
伝説のヤンキーじゃないんだからさ、せめて噂の実力くらいは証明しろっての。
短歌を詠もう読めばわかるさ、現代歌人様の存在意義ってやつだけど。
歌人としての知名度があるわけでもなく世間で評価されている代表歌ひとつない自称歌人が売れっ子を気取っている様子を見ると、その存在を消し去ってやりたいと思うほど怒りの炎を燃やすのに、実際やる事と言ったら電子掲示板やSNSに名誉棄損罪で訴えられそうな書き込みをして自分の方が社会から消されかねない事態を招いている。
そんな無益な事をするくらいなら自作をひねった方がはるかに良い。
振り向いた先で初学者相手に小銭を稼いでいる自称歌人を見かけても、気にせず放置しておくほうが長い目で見てお得だと思うから華麗にスルーでいいんじゃないかな。
こういう恥を知らない輩は取り巻きを集める能力に長けていて勘違いした人材(養分)を量産してくれるのでこれから獲物(養分)が減っていく令和の時代には貴重ですよ。
自称歌人がどのような実績を持つ人であれ、聞く側の人からすれば歌人になれる虎の巻を口伝してくれているありがたいお師匠様なわけですから、仲睦まじい間柄にわざわざ水を差す必要もありません。
そんなことより自称歌人に育てられた素晴らしい短歌の伝承者が歌壇に増えればヒャッハー世界が実現化しそうでワクワクするだろ。(もうとっくにそんな時代に突入しているのにおじさん出遅れちゃったさ。)
これを収穫の時代と言わずしてなんと言う。
人知れず先人たちの名文、名作から知勇を得てきた人だともわからず、調子にのった自称歌人が「おらおらっ自慢の無想転生みせてみろやニヤニヤ」的な挑発をしてきた時、アタタタターっと打ち込んだ名無しの無料作品がその本職の有料作品より巷での評判が良ければそんなおもしろいこともないでしょう。
これぞまさしく指先ひとーつでーダウンじゃーん。(ひでぶっ💔)
その知勇はSNSや電子掲示板で揮う程度のものですか?やるならこれだと思うけどなあ。
作者も読者も笑えて、泣くのは自称歌人と後見人(選者)なんて理想的な展開じゃん。
ハートフルな現代歌人様にはこれを実現させてくれる楽しみがある。
「おれの肩書を言ってみろー」そんなあなたは現代歌人様。
現代歌人様の多くというかそのほとんど全員が望んで収入と短歌は切り離した活動をされているはずですが、そんな人たちがどうして駆け出しと言える状態から早々に指導者側に鞍替えするのかが理解できない。
わたしごときがこんなことを言って申し訳ないのですが、現指導者の中に歌人として大成された方なんてほぼいませんよね。
そこで歌人として大成するとはどういうことだと、大成した歌人を定義づける根拠を要求されそうですが、一言で歌人としての知名度がまったくでしょう。
「世間の誰もが一度は耳目にしたことがあるあの名歌(歌集)の作者です。」このような紹介をされる歌人が一人としていない。
たとえば公衆の面前で「俺が誰だか知っているか?」と尋ねてみたとして「おまえだれ?」と冷やかしでも一声あればまだマシな方で、その場で自信作を披露してなお「知らねえし、うぜえ」と、ほとんどの庶民は華麗にスルーしていくはずです。
ようは一般大衆にまで届く権威性が無いわけです。
大物が持つ特有の特性とでも言ったらいいのか、彼らが共通して放っているような存在感も影響力も威圧感も無い。そのくせ新人育成がどうのとか御大層な発言をされるわけだが、実際は素人が素人を教えるようなものではありませんか。
教える方も教えられる方もどうかしているわ。(人気と実力ガーと語っている人はアホなのかな?そんなん比べるほどどこにあんねん。)
また、その知名度を得ていく過程があるわけですが自立して指導者に至るまでの節目節目で歌人としての結果は出せているのでしょうか?
そのための口実としてなんちゃら賞が段階的に設定されていることは理解しているのですが、別記事でも書いたように一般人にはその受賞作の行方がわからない。(人気と実力ガーと語っている人はアホなのかな?そんなん比べるほどどこにあんねん。)
いったいそれらの大賞受賞作品のなかに現代を代表する一首として世に普及した名歌がひとつでも存在するのでしょうか?
たったの一首ですよ。たったの一首ですが大きな一首です。
連作だからどうだとか、そういう幼稚な逃げ口上は要らない。欲しいのは結果ですよ。
それがない人は目標になりえない。
自称歌人それは後進の暗澹たる行く末を照らす死兆星の如きもの
なぜ歌人になりたいのか?
これは短歌に興味を持った人それぞれにちがった理由があるはずです。
巷で大流行の短歌を見た瞬間こんなの自分でもできると歌作を始める人。歌人と呼ばれて文化人面をしたい人。歌集で一発当てて経済的成功をつかみたい人。
そこで目標となるのは自分が望むような成功を実現させた存在となるはずです。
あなたが目標とする歌人、いますか?
いたとしたら自分が望むものを先行して手に入れた人の成功パターンをならいたいと思うのが人情ですよね。
その流れに乗るためには必須である憧れの短歌は見つけられましたか?
願う歌人人生への道を照らしだしてくれるような一首です。今あなたが見ている人にそれはありますか?
短歌を詠めない歌人が殖えすぎました。
もしわたしが指導者的立場を意識するようなことがあるとしたら、それは自分が納得して世に送り出した短歌が不特定多数の人に受け入れられた瞬間かもしれません。
はたして現代歌人様にそのような瞬間はあったのでしょうか?
わたしの目には短歌を極めた歌人というよりは、短歌をあきらめた人という印象しかありません。
「生まれ変わったら廃れ行く歌壇の救世主になりたい。」そんな声がどこからともなく聞こえてきそうです。
自称登竜門を潜り抜け絶望の歌集出版を果たした人たちの御霊が安らかならんことをお祈り申し上げます。